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福井市郊外にて、今回施工中の屋根は寄棟屋根です
これからご紹介する棟工事は昔から一般に行われている施工方法です
 

職人が二人の場合は、隅棟を挟んで両側からのし瓦を積むのが通常の工事です
のし瓦の下に赤い糸（水糸）が見えますが、のし瓦を真っ直ぐに積むための糸です
屋根が寄棟の場合、隅棟を先に施工してその次に本棟を施工するのが通常の施工方法です
順番が逆になると、棟と隅棟の重なりから雨が漏る鯨飲になります
本棟と隅棟が重なり合うところは瓦を三角にカットして、隙間ができないよう施工します

 

以上で、通常の寄棟屋根の棟工事のご紹介ですした

軒先の瓦の取付工事をしているところです
昔から軒先の瓦は銅線で縛ったりしていますが、
最近の新築では、ステンレス釘で止め付施工することが多くなりました
今回の現場は葺き替え工事の為、昔からの施工方法の銅線縛りで施工しました
 

荷揚げした瓦を葺き始めたところです

寄棟の屋根なので、最初は荒葺きし、その後、隅の三角に沿って瓦を斜めにカットします

写真は、荒葺きからカットした瓦を施工したところまでの施工状況です。

今日は久しぶりに天気が回復したので、前から延びていたＴ様邸の瓦の葺き替え工事を始めることができました。
この日は、瓦を取り外して防水シート（ライトスーパーシート）を貼り直し、ブルーシート養生をしての予定でいます。
このまま天気が良ければ、来週から屋根葺き工事の開始です。

越前市の商店街通りで、瓦の差し替えをする修繕をしに来た時です

アーケードの屋根に越前瓦が葺かれていました。

越前瓦を作るメーカーさんが多い土地でもあるのか、こうして屋根に越前瓦がのっているのは

福井の伝統ををイメージできていいことだと思いました。

もっと、福井の伝統工芸をアピールできる建物を造っていくことが大切だと思う時でした